ムッシュKの日々の便り

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二分されるフランス

d0238372_1210216.jpgd0238372_1235229.jpg 二分されるといっても政治の話ではなく、今夏のフランスの天候です。写真はトゥールーズの地下鉄の入口で配られる「Direct Matin」という無料配布紙の1面と8面です。車内で読んだ後なので、少々皺がよっています。
 表紙の記事は「ロワール川の南は太陽、北は灰色」、「さあ夏だ、でもどこもというわけではない」という見出しです。コート・ダジュールのマルセイユやニースの海岸では、例年のように水着姿のカップルや家族連れが太陽を存分に楽しんでいますが、北の避暑地であるノルマンディーやブルターニュでは、海岸のビーチ・パラソルは畳まれ、観光客は雨傘にジャケットを着こむ姿が目立つと、昨夜8時のニュースでも伝えていました。
 天気予報士の分析では、北の雨と低温はイギリスから吹き込む寒気のせいで、南の暑さは地中海をこえて来るサハラ砂漠からの熱風の影響とのことです。
 Direct Matin紙には、この6月からの気象の異常を示すいくつかの数字が載っています。
 
 16日:フランスの北西に位置するサルト県では、6月1カ月の雨の日が16日で、この地方の人たちは2日に1日は傘を持って外出したことになる。
 100から150mm:パリなどがあるイル・ド・フランスでは、6月の雨量が平年の二倍に近く、これは53年ぶりに雨の多い年となった。
 70から80時間:ブルターニュで記録した6月1カ月の晴れの時間。平均すれば1日に2時間ほどしか太陽が顔をださなかったことになる。
 17度:7月10日のブルターニュと地中海のコルシカ島の気温の差。ブレストでは正午で14度。一方カルジェーズでは温度計は31度をこえた。

 ここトゥールーズはピレネー山脈の影響のために地中海沿岸とは気候が異なり、2日晴れると1日曇りまたは雨といった天候を繰り返しています。7月14日の革命記念日には、パリのシャンゼリゼ大通りで、オランド大統領が初めて出席して一大パレードが繰り広げられ、歩道は多くの見物客で埋まりますが、この分では上着が必要になりそうだと天気予報は悲観的です。私たちは来週、ゴッホの耳切り事件で有名なアルルへ行く予定です。パリから光を求めて出かけたゴッホのように、ギラつく太陽を期待しています。
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by monsieurk | 2012-07-13 12:15 | フランス(生活) | Trackback | Comments(0)
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