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ムッシュKの日々の便り

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二つの結婚式

 7月2日土曜日のフランスのテレビは、夕方からモナコ公国のアルベール二世と南アフリカの元オリンピック水泳代表チャ-リーン・ウィットストックさんの宗教上の結婚式を延々2時間にわたって中継しました。
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 アルベール二世は53歳、チャーリーン(これからはフランス読みでシャルレーヌと呼ばれます)は33歳で、20歳差の結婚です。アルベール二世はレーニエ三世とグレース王妃の長男で国家元首。母のグレース王妃は元アメリカ女優で「シンデレラ」に擬せられましたが、シャルレーヌ王妃も同じです。彼女は3つのオリンピック金メダルの保持者で、モナコの世界水泳大会のときにアルベール二世と知り合い、交際をスタートさせました。公自身もボブスレーの元オリンピック代表です。 ともに初婚ですが、アルベール二世はこれまでに二人の女性との間に男の子と女の子をもうけており、認知はしていますが、公位継承権は認めていません。
 二人は前日1日に法律上の結婚はすませていたのですが、それ以上に大事だったのが昨日の教会での結婚式でした。式にはフランスのサルコジ大統領夫妻をはじめ、800人を超える招待客が出席して、モナコ市民とともに結婚を祝福しました。式のパレードでは、沿道から南アフリカの国旗も打ち振られていました。

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# by monsieurk | 2011-07-03 18:24 | フランス(生活)

トゥールーズとの出会い

 トゥールーズはフランス第4の都市で、ガロンヌ川の右岸の高台に築かれた古代ローマの都市が発展したものです。ガロンヌ川は度々氾濫し、左岸の地区はそのたびに洪水に見舞われました。こうした影響はいまの街の様子に残っていて、右岸は高級なブティックなどが並ぶ商業地区であるのに対し、左岸地区は庶民的な街になっています。
 この街の特徴はなんといっても建物の色です。壁や屋根は赤やオレンジ色のレンガでつくられており、街全体が赤く染まり、「バラのまち(ville rose)」と呼ばれます。建築資材として最初にレンガを用いたのは紀元前1世紀頃のローマ人で、サン・ジャック広場のローマ時代の城壁跡にこの時のレンガが残っています。トゥールーズ近郊には適当な大きさの石材が見つからず、それを遠くから運んでくるのには多くの費用がかかるため、土を焼き固めたレンガが用いられるようになったということです。レンガの材料である泥はガロンヌ川が運んできました。
 この街の発展の礎となったのはパステルでした。近くにパステルの材料となる豊富な色の鉱石を産したため、それを売買して巨大な富が街にもたらされました。パステルは絵の材料としてだけでなく、広く染料として用いられたのです。
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# by monsieurk | 2011-07-03 07:14 | フランス(歴史)

日本の評判

 成田-パリ間のAFはJALとの共同運航便で、客室乗務員(いまはキャビン・アテンダントと呼ぶそうです)が14名乗務していました。普段の状態ですと、4、5名は、パリあるいはロンドンをベースにした外国人クルーが乗っているのですが、今回はただ1人のみでした。そこで日本人のメンバーのお一人に聞いてみますと、本来4名の外国人クルーが乗務するはずだったのだが、3名は乗らず、その分を日本人クルーがカヴァーしたということでした。理由は言いませんでしたが、パリ発成田行きの便を敬遠したようです。彼女が言うには福島の原発の事故の後しばらくは、ドイツのルフトハンザ航空などは成田行きの便をすべて名古屋や関西空港行に変更したということでした。
 旅行の前にフランス大使館の領事部の知人を訪ねる用事があったのですが、彼曰く、在東京フランス大使館でも、領事業務を行う館員にたいして、「希望するならば東京を離れて、神戸で勤務してもよい」という通達が出され、半数を超えるフランス人スタッフが神戸に移ったとのことでした。それでも1カ月後には、ほとんどの人たちが東京に戻ってきたそうです。

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# by monsieurk | 2011-07-01 01:40 | フランス(社会・政治)

ご婦人の団体観光

 パリからトゥールーズへ向かう機内で、私と同年配あるいは少し年上の日本のご婦人たち20人弱のグループと乗り合わせました。聞けば「南西フランスの旅」というグループ旅行に参加したとのことで、祖母の付き添いという大学生の青年がまじっていました。ヨーロッパ各地の主だったところはすでに旅した経験があり、今回はパリのあと、トゥールーズを起点にして、中世からの城塞都市「カルカッソンヌ」、画家のトゥールーズ・ロートレックの出身地として有名な「アルビ」、避暑地「カンヌ」、そしてピレネー山脈のなかにある「アンドラ公国」などを巡る旅とのことです。
 カルカッソンヌはオード川の右岸にある中世の城塞都市シテで、街をめぐる城壁の内部に石積みの家々が立ち並んでいます。一時は荒廃しましたが、作家のプロスペール・メリメの提唱で、19世紀になって建築家ヴィオレ・ル・デュクの指導の下で大々的に修復されて、昔日の輝きを取り戻しました。いまでは南仏一、ニの観光地で、夏のヴァカンス・シーズンには「光と音」というイヴェントが催されます。城壁内の広場では中世の騎士に扮した地元の人たちが合戦を再現し、中世の吟遊詩人の歌や踊りも披露されて人気を呼んでいます。私が最初に取材で訪れた1970年代は、ホテルやレストランもそれほど多くはなかったのですが、いまでは城内に五つ星のホテルや高級レストランもつくられ、件のご婦人もカルカッソンヌに宿泊して、夜のイヴェントを楽しみにしているということでした。
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                                     by Jean-Pol GRANDMONT

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# by monsieurk | 2011-06-30 03:00 | フランス(旅行)

シャルル・ドゴール空港にて

 12時間の長旅で、ようやくシャルル・ドゴール空港に到着しました。成田からのエール・フランス271便は、現地時間16時40分に定刻通り2Fターミナルに着きました。
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 一度入国手続きを済ませた後、ターミナルの中をぐるっと回って、国内線に乗り継ぐために手荷物検査を受け、同じ2Fの別の搭乗口から国内線に乗り換えてトゥールーズへ向かいます。成田で預けた荷物は直接積みかえられて、トゥールーズで受け取ることになります。国内線AF7788便の出発は18時45分。待ち時間は1時間弱です。
 私たち日本のパスポート所持者はこれでEU域内に入ったわけで、フランス国内はもちろん、EUの加盟国とスイス、ノルウェー、アイスランドにはどこへでもVISAなしで旅行出来ることになります。これはヨーロッパの25カ国が「シェンゲン(Schengen)協定」に加わっているお陰です。

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# by monsieurk | 2011-06-29 00:17 | フランス(社会・政治)
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フランスのこと、本のこと、etc. 思い付くままに。


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